恥をかいてしまった。
誰にもこのような体験はありますよね。
対策として恥をかいた場面に遭遇しない。という対応が取れれば一番よいのですが、そうもいかないですね。
大勢の前で発表して失敗した。次は失敗したくないからやりません。というのは社会では通用しませんね。
恥をかいてしまった・・・。
恥をかいた記憶はなかなか無くなりません。
それは脳がその出来事を入念に書き入れているということです。
その脳は次に同じようなな場面に遭遇するとこんな信号を送って警戒するように防御をするように命令を送ります。
その命令とはどんな命令なのか、不安感を高めようという信号です。
不安感を与えることによって身体的なセキュリティシステムが作動します。
心臓の鼓動を速めて血液を体全体に生きわたせるようにします。
それが心臓がドキドキするという具体的な反応に繋がります。
「不安だ」「やばい」「どうしよう」こんな感情が心臓の鼓動を早くします。
そして緊張し、あがってしまいます。
また恥をかいてしまう・・・。
どうすればよいのか。
それを解消するには、自分自身へ自分自身の脳へ「大丈夫、大丈夫」と声掛けをすることが一番の近道なのです。
脳は危機や不安な出来事が起こるであろう場面に遭遇すると、自分を守るために信号を送るとご説明しましたが
危機や不安な出来事が起きなければ、起きるであろう場面に遭遇しなければ信号を送ることはないのです。
ですので「大丈夫、大丈夫」とこちらから脳へ信号を送れば、脳も問題なしと判断して、防御信号は発信されなくなるのです。
そうすれば心臓の鼓動はいつもの平常値を保つことも出来て、緊張することも軽減されます。
すばらしい脳の機能に敬意をしつつ、時には脳とも会話をしてみるといいのではないでしょうか。
ISHIZAKIコミュニティ研究所
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