昨日の「日本ダービー」は大いに盛り上がりましたね。
現在は、競馬場へ行かなくても手軽にネットで馬券が買えます。
それが盛り上がりの一因になっているのかとも考えられます。
そこで、ネットでの馬券購入の状況を調べてみますと
なんと前年と比べ59万人もの人がプラスで利用しているということなのです。
ネットの販売額については前年比36%増加で2兆7753億円の増加とのこと。
それに伴い当然、競馬場での売上としての現金での馬券発売額は前年比25%の2174億円に急減であるのですがね。
トータルのプラスマイナスで考えれば、前年比3%(884億円)増の3兆206億円とのこと。
凄いものですね。


そしてちょっとした興味深い話もあるのです。
それは「時効馬券」収入の減少です。
基本的に馬券は60日を超えてしまうと、的中している馬券でも期限が切れてしまったということで、払い戻しはできません。
残念ながら紙くずになってしまいます。
その払い戻しが出来なくなってしまった馬券を時効馬券といいます。
払い戻しが出来なくなってしまった分は丸丸JRAの収益となってしまうのです。その額、近年約30億円といわれておりました。
ですが、ネットで購入し的中した場合は、すぐに取引銀行へ入金となるわけですよね。
当然、払い戻しの60日という縛りはなくなりますよね。
的中すれば即入金。
ということで、現金で買って払い戻し期限が過ぎるというケースが減るということになるのです。
結果的には時効馬券は半分以下の10億円ほどになっているということです。
しかしながらまだまだ10億円近くもあることに驚くばかりなのですけどね。
的中している馬券が手元にある方は、忘れずに払い戻しをしましょうね。


ISHIZAKIコミュニティ研究所
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