結局、何が言いたかったんだろう・・・。
いい話だったんだけど、なんかパッとしない。
悪くはなかったのだけども、なんとなく印象に残らない。
人の話を聞いていると、時としてそのようなことを感じる場面がないでしょうか。


これは大前提となる話の「結論」がはっきりとしていない場合に起こる事案です。
「どー---ん」。
と表現できる「結論」がぼやけてしまい印象にも残らないのです。
ではなぜ印象に残らない結論になってしまっているのでしょうか。
それは自分が出した結論に自信がないために起こってしまうのです。
反論されたらどうしよう。
断られたらどうしよう。
大勢の前でそれは違うと罵倒されたらどうしよう。
そののような思いが心をよぎり、思い切って自分自身の結論を話すことができないということがあるのです。
対策としては、まずは事前にできることとして万全の調査と裏付けをしましょう。
そしてもうひとつは全員に納得させる必要はないということです。
全員に納得させないということはどういうことでしょうか。
伝えたいのは、自分の主張と思いです。
人は生まれながらにいろいろな歩みを進めながら今があります。
自分の主張や考えに対して、100%合致することは、自分と相手がいる中ではなかなか合致することの方が難しいと感じられます。
しかしながら遠慮気味に伝えたことで、相手には自分の主張は胸に響かないのではないでしょうか。
それよりも、思いって自分の考えを「どー---ん」と伝えることで、その時には納得してくれなくても
「そういえば、自分とは考えが違っているけれどもあんなことを言っていた人がいたな」と、相手に強く印象付けることができますよね。
ですから自分の主張は主張として伝える。相手に100%納得させることはあまり気にしなくてもよいのです。
相手が知りたいのは、あなた自身のどのような考えを持っているかでしょう。
思い切って、自分を表現してみましょう。
ISHIZAKIコミュニティ研究所
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