人は何か失敗をして、この次はこの体験をしないようにと学習し、同じ過ちを繰り返さないように次へと備えます。
これは本当に本当に身近なところで行われております。ですが大人の世界での必然的な出来事かもしれません。
ちょっと質問です。
ある交差点で信号機があります。
赤の信号の場合はどうしますか?
当然に止まりますよね。
青の信号の場合はどうしますか?
交差点を進みだすでしょう。
これは当たり前のことですよね。生活をする上で自然に教えられて今に至っているのではないでしょうか。
では生まれたての赤ん坊の場合はいかがでしょうか。
一人で行動することは無いと考えられ深く考えることは少ないかと思いますが、赤も青も判別はできないでしょう。
一緒に過ごしながら、危険性を教えて、赤ちゃんは自然と学んでいきます。
今回、マンションで2歳の双子が次々に転落してしまうという、なんとも悲痛な出来事が発生してしまいました。
一般的に上から下へ落下した場合に、命にかかわる大変な出来事に陥るということは、いうまでもなく想像ができます。
教えるまでもないことである。一般的にはそのようなことは常識である。
その常識、大人は当たり前の常識ですが、赤ちゃんの目線ではいかがでしょうか。
子供向けのアニメ番組では、普通に空を飛ぶシーンが画面いっぱいに映し出されています。
その画面いっぱいに映し出された画像を見てどのように思うでしょうか。
窓から飛び出すことは、ごくごく一般的なことであり、恐怖心なく普通に行動へ移してしまうことも考えられないでしょうか。
そんなバカな・・・。
そこが事故につながってしまう切っ掛けになってしまうことが考えられます。
「これはダメなこと」。
このことを教える。教育する。
こんなことはわかるだろうということは、教える人の大きな事故につながる危険なシグナルです。
当たり前のようなことでも、真摯に向き合い、赤信号についての重要性を伝えなければいけないのです。
こんなことは当たり前のことで、話すまでもない・・・。ということではいけないのです。
悲しい悲劇を起こさないためにも、自分目線ではなく相手目線で物事を考える。
上から目線ではなく、相手と一緒に歩き出す。それは身近な大切な人に対して対応できていないことが多いということを認識をすることを見つめなおしてほしいのです。
事故には必ず原因があります。
悲しい事故が起きないことを、祈ることと同時に予防することを考えていきましょう。
ISHIZAKIコミュニティ研究所
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