人は誰かのために何かを成し遂げようとすると、いつも以上の能力を引き出せる。
そう思ったのは、昨日の巨人vs広島戦。
9回裏1点差で負けていた時の中田選手が打席で初球を振りぬき、ホームランを打った場面です。
この試合では、師弟関係にあった後輩の秋広優人選手がプロ入りで初めてホームランを打った試合でもありました。


当初、秋広選手と中田翔選手は当初何も面識もない間柄。そこへ大先輩の中田選手へ突然押しかけてきて、教えを請いたいと申し出があり、関係が築かれたそうなのです。
これには勇気がいる行動で、なかなか初対面の人に対して、なかなか躊躇して踏み出せることが難しいかもしれません。
やはり見ず知らずの人へ、それも大先輩の人へ、いきなり「教えてください」。とはなかなか言いずらいものでしたが、ちょっとした第一歩の勇気があってこその今があるのでしょう。
先輩の中田選手もそう声掛けされると、これはこれで嬉しいもの。他球団から巨人へ入団して入団した当初は戸惑いもあったかもしれませんが、やはり慕ってくれる人や仲間がいることが大きな力にもなるものです。
話がちょっとそれてしまいましたが
あのサヨナラの場面・・・。
どうしても何とかして結果を出したい。
後輩の秋広選手のためにも。
打席に立つ前に、「見とけよ」。秋広選手にポツリと放った中田翔打者の一言は、自分を奮い立たせ、120%の力を発揮させたのではないでしょうか。
誰かの為に力を発揮したい。その力は底知れない能力を生み出してくれました。
ヒーローインタビーでも、2人の師弟の笑顔が今でも忘れられません。
よほど嬉しかったのでしょう。
本日も活躍を見守らせていただきます。
ISHIZAKIコミュニティ研究所
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