痛みに耐え、治療に専念し、リハビリを施し、優勝しました。
大相撲の照ノ富士です。
ご存じの照ノ富士は膝のテーピングを見てみるとわかる通り、膝に爆弾を抱えております。
一時は、膝が思うように動かず大関から崖から落ちるようにどん底まで落ちていってしまいました。
そして治療とリハビリを経て、横綱へ昇りつめた横綱でもあります。


横綱へと昇りつめて、ここから光り輝くロードが待ち受けているかと思いきや、またまた膝のケガに襲われてしまいます。
もう駄目なのか・・・。
残念ではありますが、よく頑張った。
そんな周囲のあきらめムードが漂っていた今場所。
もしかしたら3場所連続で休場していた本人の照ノ富士にもその空気感は感じていたのではないでしょうか。
この状況に対して、治療とリハビリには多くの人の支援があった。
なんとか、どうにかして
その恩に報いるためにも結果を出したい。
その想いは個人的なプレッシャーへと必然的に掛かっていたのかとも考えられます。
そんな体力的な心配もあれば、精神的な圧力も掛かっていた状況での復活の舞台でした。
振り返ると
その照ノ富士。どうなるのか周りの心配をよそにぐんぐんと勝ち続けていきます。
8連勝です。
次の9連勝を掛けた大一番でしたが、残念ながら負けてしまいました。
その負けてしまった時の照ノ富士のインタビューはというと、「引きずってもしょうがない」というコメントでした。
そう、「引きずってもしょうがない」。
私たちの生活の中で、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。
そのうまくいかないこと、そうなんですよね「引きずってしょうがない」ですよね。
引きずって悩んでも、過去は変えられません。
ですから、「引きずってもしょうがない」という言葉はとても前向きな言葉として、ここで学ばせてもうら言葉として大きな印象に残りました。
ちなみに今、何かに悩んでいらっしゃる方。それは引きずることで解決できることであるのでしょうか。
解決の道はあるかもしれない状況でも長時間の時間を要する場合は、「引きずってもしょうがない」という言葉を思い出して、あらたな考え方や道を模索することの方が、より一層充実した日々を送れることが考えられるのではないでしょうか。
その考え方が、今回の照ノ富士3場所ぶりの優勝を導き出したのかとも思われるのです。
今ある目の前のことに集中。
気がついたら多くの方々に、一つ一つの目の前に取り組んでいたことが大きな成果として評価されるのではないでしょうか。
ISHIZAKIコミュニティ研究所
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